中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海上保安官の逮捕見送り ・・・二・二六事件の青年将校らは英雄ではないでしょう?

海上保安官の逮捕見送り=在宅捜査を継続 「証拠隠滅の恐れなし」
(時事通信 11/15)

沖縄・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、捜査当局は15日、事情聴取を続けてきた神戸海上保安部の海上保安官(43)について、証拠隠滅などの恐れはないと判断し、逮捕を見送り、任意捜査を続ける方針を決めた。同日午後、東京地検と警視庁の幹部らが協議し決定した。

今後は国家公務員法(守秘義務)違反容疑で警視庁捜査1課が在宅のまま捜査を続け、同地検に書類送検する。検察当局は送検後に改めて協議し、刑事処分を決める。

捜査関係者によると、検察、警察両当局は同日、海上保安官による流出行為の悪質性や、証拠隠滅の恐れなどについて意見を交わした。
その結果、保安官が勤務していた巡視艇「うらなみ」の共用パソコンで、誰でも見られる状態で映像が保存されていたことなどから、悪質性は低いとの意見が大勢を占めた。

映像の投稿は単独で行われたとみられることや、自ら上司に流出を申し出て、自分の意思で海保施設にとどまっていることなどから、証拠隠滅や逃走の恐れもないと判断した。
ただ、保安官が帰宅後、出頭要請に応じない場合や、裏付け捜査で供述が虚偽だったと判明した場合には、逮捕する可能性もあるという。

・・・二・二六事件の青年将校らは英雄ではないでしょう?
尖閣ビデオ流出事件の報道に関しては、どうもマスコミは法律研究者に振り回されて、尖閣ビデオ公開賛成の購読者の顔色をうかがい、各社の主義主張がないように見えます。

「故意に海保の巡視船に衝突してきた中国人船長は釈放している。尖閣ビデオも、官房長官が言うような厳重管理をされておらず、管理が甘かった。降格などの懲戒処分はできても、刑事事件としての立件は難しいのではないか?」という法律研究者の『参考意見』を後押しするような記事ばかりです。

事情聴取を受けている海上保安官が、自分で「これが正義だ!」と思うことは一向に構いません。しかし、その正義を正当に成し遂げるためには、社会にはしかるべきの正当な手続きというものがあるわけです。

「正義は、正当な手続きによって成されなければならない」ということは、二・二六事件で、首相・岡田啓介、侍従長・鈴木貫太郎、牧野伸顕伯爵を襲撃し、蔵相・高橋是清、陸軍教育総監・渡辺錠太郎、内大臣・斎藤實を殺害した青年将校らが英雄でないように、歴史が既に証明しています。

HPの掲載情報とイントラネット情報とは、別格
尖閣ビデオが海上保安大学校を通じて誰もが見られるようになっていたとしても、それは、当然に部外秘情報であったはずです。アクセスのできる権限者は海保関係者に止まるものであり、一般マスコミや国民が閲覧・入手できるようになっていたわけではありません。

企業において、例えばTOYOTAは自社製品の仕様をHPで公表していますが、今日1日分のTOYOTAの売上高に関しては企業内共有に止めているのと同じこと。海上保安庁のHPにアップロードしてある情報と、海上保安庁のイントラネット内で扱われている情報との間には、海上保安庁という組織の大きな壁があります。

こうした組織の壁を、自分の正義のみをより所に、正当な手続きでない方法で、故意に越えさせて良いはずがないでしょう。
何が何でも公開させたかったのであれば、上官を通じて「これは公開すべきです」と訴えたり、海上保安庁長官に尖閣ビデオの公開を直訴したりと、選択できる正当な手続きは幾らでもありました。その事情を踏まえれば、私物のUSBを使い、マンガ喫茶から YouTube へ偽名で流出させるという手段は不当です。

したがって、海上保安官の処罰はあり得ることです。敗訴が大っ嫌いな検察は、「尖閣ビデオを守秘する価値が争点となると、勝てそうにない」という理由から起訴を避けるかもしれませんが。

尖閣ビデオ公開が正しくとも、保安官の処罰はあり得る
中国人船長を起訴猶予として釈放・帰国させてしまった以上、尖閣ビデオに捜査資料としての価値があったとは思えないため、鮎滝も日本国政府の手で公開してしまうべきだったと考えます。

けれども、仕組みとして正当な手続きが用意されている以上、そのルールを守らなければ法治国家ではないのです。法律に近いところにいる国家公務員であるからこそ、ルール遵守を模索しなければならないわけで、聴取を受けている海上保安官には、そこを勝手に省略した分の罪を負ってもらう必要があると思います。


――――――――――――――――――――――――――
関連記事
尖閣映像、海保大がフォルダー誤り保存 広く閲覧可能に
(朝日新聞 11/15付)

沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、海上保安大学校(広島県呉市)が問題の映像を、本来入れるべきものとは違う共有フォルダーに誤って保存していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
このため、一定期間、海保内で広く閲覧が可能な状態になり、神戸海上保安部の男性海上保安官(43)による流出につながった。警視庁と東京地検は、保安大の担当者らから事情を聴くなどして他にも映像が広がっていないか調べている。

9月7日の衝突の映像は、石垣海上保安部(沖縄県石垣市)が撮影、編集し、海保の庁内ネットワーク(イントラネット)を通じて第11管区海上保安本部(那覇市)と東京の海保本庁に送られるとともに、11管から海保大の共有フォルダーにも保存された。

捜査関係者によると、海保大は同17日ごろ、本庁の情報管理部門の許可を得たうえで共有フォルダー内に保存した。分析や鑑定などが目的だったとみられる。この共有フォルダーは、昇任試験や研修など職員の教養に関する資料が入っている。衝突の映像は本来、これとは違うフォルダーに保存すべきだったが、何らかの理由で誤ったという。

共有フォルダーは4、5日間、海保の職員が広くアクセスできる状態だった。この間に、神戸海保を所管する5管と2管(宮城県塩釜市)の管内から数十件のアクセスが集中したという。映像が取り込まれた件数はわかっていないという。

捜査関係者や海保関係者によると、神戸海保の保安官の同僚が9月中旬、イントラネットに接続された巡視艇「うらなみ」の共用パソコンを使い、昇任試験の資料を探していた際にたまたま映像を見つけ、共用パソコンに取り込んだ。乗組員らは「すごい資料がある」などと映像を閲覧。保安官も同月下旬、取り込んだ同僚と一緒に映像を見たという。

保安官は10月中旬、一人の時に共用パソコンに保存されていた映像を外付け記憶媒体の公用USBメモリーに記録。艇内で自分専用の公用パソコンを使って私物USBメモリーに移し、外部に持ち出した。今月4日夜、私物メモリーを持って神戸市内のインターネットカフェに行き、動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿したという。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。