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教職大学院:定員割れ深刻化 国立で09年度3分の1 ・・・現役教師に大学院との往来を課すべし

教職大学院:定員割れ深刻化 国立で09年度3分の1
(毎日新聞 11/20付)

教員の資質向上を目指して設置された国立の教職大学院で定員割れが深刻化している。文部科学省の調査では、08年度は15校中4校、09年度は18校の3分の1に当たる6校で定員割れしており、このうち4校は2年連続だった。私立大を含めた志願倍率は両年度ともに1.3倍と低迷しており、教員を目指す学生にとって教職大学院が魅力の薄い存在になっている。大学からは「大学院で学ぶメリットが明確でない」と制度そのものを疑問視する声も上がっている。【篠原成行】

教職大学院は「力量のある教員養成」を目的に08年度以降、全国で開設され始めた。08年度は東京学芸大、京都教育大など国立15校が設置。09年度は国立18校になり、現在は私立を含めた計25校が1学年14~100人の定員を募集している。

原則、教員免許を取得した大学卒の学生と現職教員に入試資格が与えられ、2年間で修士課程を修了。最高位の専修免許が取得でき、給与は月額2万~3万円程度加算される。

2年連続で定員割れになった4校の08年度、09年度の定員充足率は
▽上越教育大(64%、83%)
▽愛知教育大(46%、56%)
▽兵庫教育大(85%、88%)
▽鳴門教育大(72%、82%)

09年度に定員割れになった2校の定員充足率は
▽北海道教育大(83%)
▽宮崎大(82%)

国からは各大学に大学院運営費が助成されるが、6校はいずれも運営費返納の基準となる定員充足率90%を下回った。

2年連続で50人の定員の半数前後しか埋まらなかった愛知教育大は、学部から進学する学生は約1割だけ。大半は県教委からの派遣と、教員養成系ではない他大学の卒業生が占める。学部生の多くが現役で教員採用試験に合格するため、学費を負担してまで大学院に行く必要はないと考えるという。同大入試課担当者は「教員採用試験に落ちた学生や教職課程が充実していない他大学向けに募集をかけているのが実態で、教員の質向上につながっているとは明言できない」と話している。

教職大学院は現在、中央教育審議会の「教員の資質能力向上特別部会」で主要テーマとして議論され、教員免許の取得には現在の学部教育に加え、教職大学院のような教職課程を課すべきだとの意見が大勢を占める。文科省大学振興課は「修了生が少なく成果が出ているかどうかは判断できない。各大学には資質向上に向けた制度のたたき台となるような実績を期待する」と話している。

・・・現役教師に大学院との往来を課すべし
「院まで行っても、行かなくても同じ教師。給与等、待遇が良くなるわけでもない」となれば、教職大学院で定員割れになるのも当然でしょう。

教職は、30年後、40年後の日本国を牽引する人材を育成する職業であるため、単純に利で動く人材が集まっても良いわけではないでしょうが、利を付けることで傑出した人材が集まるということもあります。

実際、日本国の教育行政は、教員給与を他の公務員よりも高水準に置くことで人材を集めてきました。国立大学に「旧師範学校」が多いのも、日本国が教育を最重要視してきたからこそでしょう。明治維新から続いてきた同施策が薄れたのは、ごく最近のことです。
現役教師の既得権益を無視して、教職大学院の設置に合わせて真の教育重視へ、「1に教育、2に教育、3に教育」へと復古すれば、教職大学院の現状は異なっていたかもしれません。

PISA(OECD生徒学習到達度調査)において統計的に有意な成績上位国・フィンランドでは、教員になるには最低大学院の修士課程を修了しなければならないという教員養成制度をとっています。

フィンランドに習えば、日本国が優秀な人材輩出し続けるため、すべての現役教師に大学院での修士課程を課すという舵を切っても良いと鮎滝は考えています。

今でも教員はさまざまな教員研修会を開催しています。しかし、そうした研修会をすべて捨て去り、大学院における教育研究に絞った方が、生徒・児童へ還元される利益は大きいと思います。研修会のために研修材料を用意している研修会より、日々、学習指導・教育方法を研究し続けている大学院で学ぶ方が、社会全体で保有している知の共有は大きく進むでしょう。

現役教師で修士課程修了が当たり前となれば、新人教師でも修士課程を修了しなければ教育現場で付いていくことは出来なくなるわけで。そうした危機感と外部環境こそ、「正規採用を目指すなら教職大学院へ」というインセンティブを生み、生徒・児童にとってより充実した教育環境の整備に繋がるのではないでしょうか?

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鮎滝 渉

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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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