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税制改正大綱 高所得者層に負担ズシリ ・・・民主党は中道左派なのだから当然の税制

税制改正大綱 高所得者層に負担ズシリ
(フジサンケイ ビジネスアイ 12/17付)

2011年度税制改正大綱に盛り込まれた個人課税は「格差是正」の観点から、相続税の増税や所得税の控除縮小など高所得者に負担が集中する内容となっている。だが、落ち込む国内消費を引っ張っているのは富裕層だけに、個人増税に加えて環境税の導入が景気を冷え込ませる副作用も指摘されている。


「高所得者ほど負担増」という税体系を明確に示したのが控除の見直し。年収が増えるほど控除額が「青天井」で増えていた給与所得控除は、年収1500万円超の世帯は控除額を245万円で頭打ちにしサラリーマン全体の1%超(約50万人)が負担増となる。報酬の多い役員の所得控除は一般社員より圧縮。年収2000万円を超すと段階的に控除額が減る仕組みに改める。

また、23~69歳の扶養家族を抱える世帯の「成年扶養控除」は年収が568万円超の場合、廃止・縮小される。現在、適用を受けている納税者は約470万人いるが、うち23%にあたる約110万人の税負担が増す。


第一生命経済研究所の試算では、23歳以上の子供を養う年収800万~1000万円の世帯では所得税が実質年間7万600円の増税となり、1500万円の世帯では12万6000円の負担増となる見通し。「高所得層では負担が増したと感じる人が多いのでは」と控除の見直しが個人消費を下押しする可能性を指摘する。

来年10月に導入する地球温暖化対策税(環境税)は、15年度までに輸入段階で原油や天然ガスなどにかかる「石油石炭税」を5割引き上げる。環境省の試算では、増税を完全実施した場合の家計負担は月100円程度増加するという。

内訳はガソリンが1リットル当たり0.8円弱、電気代が1キロワット時当たり約0.1円、それぞれ価格に転嫁される見通し。2400億円という税負担を国民が「広く薄く」負うことになりそうだ。

また、バブル以降、相続時の負担緩和のため減税が繰り返されてきた相続税は、今回の税制改正で一転して増税となる。

・・・民主党は中道左派なのだから当然の税制
ビジネスアイ紙は産経系列のため「所得税増税は反対だ!」と考えるのかもしれませんけど、今のご時世における世帯収入感覚を反映させる必要があるように思います。

まず、給与所得控除の縮小影響を受けるのは、世帯収入で1800万円を超えられる方々です。起業に成功して若くして高収入を得ている方々もいますが、夫婦とも派遣労働という世帯もあるご時世において、世帯収入1800万円というのはかなり恵まれています。

もちろん、それだけの高給を得るに値する努力をされてきたことを否定はしません。けれども、毎年、日本国が44兆円の新規赤字国債を発行している異常事態を考えれば、これまで高給を得る努力のできる環境を提供してきた国家へ、一定の還元を求められるのはやむを得ないのではないでしょうか。

次の成年扶養控除の縮小についても、夫婦の片方が求職中でも700万円、1000万円を超えられる世帯収入を得られているのは、やはり希有に恵まれていると思われます。世帯収入500万円以下では控除は変わらず、1500万円超で12万5000円の成年扶養控除を縮小させるというのは、「個人増税です」と言うよりも「富裕層増税です」と呼ぶ感覚に近く、反対の声はビジネスアイ紙が期待するほど大きくならないでしょう。

そもそも中道左派とは、民主党がそういう覚悟を持っているかどうかは多分に怪しいものの、“所得の再分配”をより強く志向するものです。海を挟んだ隣国である米国が、共和党政権から民主党政権に変わってようやく公的健康保険を導入できたように、そんなオバマ民主党に対して右派のTea Partyが「増税No!」を訴えるように、左派による高所得者層への増税は一般的な傾向です。

まあ、そうやって集めた税金を「高速道路料金 休日上限1000円の維持」などに浪費されるのはたまったものではないと思う点は、共有できると思いますが・・・。

統一地方選で勝つために、平日休日とも上限2000円案を取り下げるなど、選挙主導の自民党や小沢一郎氏とやっていることは同じ。この程度の覚悟で、政治家がグランドデザインを描く政治主導をうたっていたとは呆れるばかりです。
休日の高速道路料金上限を1000円引き上げるだけで落選する地方議員・首長候補など、「最初から政治家になれない人物だった」と切り捨てればよいものを。


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関連記事
休日1000円高速継続へ・・・統一選にらみ転換
(読売新聞 12/17付)

政府・民主党は16日、土日・祝日に「上限1000円」としている現行の高速道路の料金割引を、2011年4月以降も続ける方向で調整に入った。

国土交通省が今月9日、民主党に示した来年4月以降の料金案では、普通車の料金を曜日にかかわらず「上限2000円」とし、土日・祝日の「上限1000円」は廃止する方向だった。来年4月の統一地方選を控え、党内に休日に値上げとなることへの反発が強いことから、方針を転換する。

新たな料金案は、来週にも民主党政策調査会の役員会で決め、国交省も受け入れる見通しだ。ただ、「上限1000円」を続ける場合、国交省の当初案で11年度から3年間で使う予定だった約2兆円の財源を2年ほどで使い切ることになるとみられる。財源の先食いとなり、実施期間は2年程度となる可能性が高い。

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鮎滝 渉

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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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