中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国債格下げ 経財相「増税への催促」 ・・・83兆円だった08年度予算への回帰だと思いますが?

<国債格下げ>迫られる財政再建 経財相「増税への催促」
(毎日新聞 1/27付)

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本国債格下げに踏み切った背景には、菅直人政権が目指す税制抜本改革の実現性に対する強い不信感がある。

格下げの発表された27日夕、政府関係者は「民間の会社の評価なので(直接の)コメントは控える」(野田佳彦財務相)と平静を装ってみせた。国債の95%が国内で購入されていることから、政府内には「ただちに国債急落(長期金利は上昇)することはない」との見方も根強い。

だが、今回の格下げでS&Pは、民主党政権が昨年6月に打ち出した「20年度までに基礎的財政収支を黒字化する」との財政健全化目標や、11年度内の法案提出を目指している「税と社会保障の一体改革」の実現性に疑問符を突きつけた。参院で与野党が逆転する「ねじれ国会」下、消費税増税を含む財政再建に向けた超党派の合意を取り付けるめどが立っていないためだ。

一方、与謝野馨経済財政担当相は27日夜、BSフジの番組で「格下げは(消費税増税を)早くやりなさいという催促だ」と指摘。S&Pによる「外圧」を、消費税率引き上げの必要性を訴える材料にしたい考えも示した。

ただ、今回の格下げが、税と社会保障を巡る与野党協議を始めるきっかけになるとの見方は少ない。財政再建への取り組みが停滞し続ければ、ムーディーズなどほかの格付け会社にも格下げの動きが広がり、国債の信認は大きく揺らぐことになる。【坂井隆之】

・・・83兆円だった08年度予算への回帰だと思いますが?
08年9月に米国のリーマン・ブラザースが破綻(リーマン・ショック)したことで顕在化した世界金融危機がなければ、当時の福田内閣が組んだ総額・83兆円の予算は正しかったはずです。膨らみすぎた累積赤字が脅威と感じられる規模になれば、緊縮財政へ舵を切るのが当然なのですから。


↑別窓で大きな画像が開きます


麻生内閣による財政拡大も、「金融不安による景気停滞で消費者の財布が固くなった。だから、政府がお金を使うしかない」というケインズ型財政政策に沿ったもの。“カンフル剤”とも表現されるように、一時的な景気刺激策であって、本来は継続的に使うのではありません。

しかし、鳩山内閣も菅内閣も『前年度比』という近視眼的予算編成を行って、一時しのぎのカンフル剤であるはずの財政拡大を常態化させてしまいました。予算編成に取り組む民主党のこの基本姿勢にこそ、日本国の国家予算が史上最高額を更新し続ける異常事態の元凶です。

無批判な“前年度比”が、過去最高額を叩き出す元凶
リーマン・ショックは2年半も前のことであり、世界金融危機の震源地も米国からEUに移るほど、事態は大きく変化しています。2010年のTOYOTAの新車販売台数も09年からV字回復しており、同じような業績回復は他にも見られます。

事態が変化しているのですから、「リーマン・ショック以前、福田内閣が実現できた総額・83兆円に立ち返るべきではないか?」といった発想を持って良いはずです。

けれども、菅内閣が組んだ2011年度予算は『前年度比』による予算でした。通常国会の代表質問に対する菅首相の答弁も、「本事業への予算は前年度よりも拡充し」「前年度○○億円だったものを、今年度は△△とし」といった文言ばかりが並んでいます。

重ねて言いますが、10年度予算は、麻生内閣が世界金融危機という異常事態に対して組んだ“カンフル剤予算”に、鳩山内閣が政権公約でうたった新規事業予算を上乗せしたもの。つまり、異常に異常を重ねた予算であって、『前年度比』の基準には不適当なものです。

菅内閣が、子ども手当などの政権公約をどうしても果たしたいのなら、それらの予算を計上しても構いません。有権者が心から望んでいたのかどうかは、いずれ行われる衆議院総選挙で明らかになるのですから。
しかし、総選挙まで政権を預かる政治家の最低限の責任として、せめて「正常な規模だった08年度予算、総額・83兆円+政権公約予算」に抑える工夫は果たすべきでしょう。単純な前年度比で考えられるほど、累積赤字の膨らんだ国家の予算編成は安直ではありません。

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
アクセスカウンター
プロフィール

鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
-------------------------
ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

スポンサー広告
↓あなたもブログ始めるなら↓ 無料blog

↓アフィリエイト始めるなら↓ アフィリエイト・SEO対策

↓英会話を始めるなら↓ 英会話スクールWILL Square

↓アクセスアップなら↓
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング参加中
応援してやってくださいm( _ _ )m
↓ワンクリックお願いします↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 漫画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

本を買う
↓楽天ブックスを使う↓

---------------------------
↓アマゾンで商品検索↓

---------------------------
↓ベストセラー本のご紹介↓
カテゴリー
最近の記事
ブログ内検索
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。