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「本当に残念」と把瑠都、再十両の力士も戸惑い ・・・優勝争いに絡めない力士にもインセンティブを

「本当に残念」と把瑠都、再十両の力士も戸惑い
(MSN 2/8付)

8日に東京・両国国技館で行われた力士らの健康診断で、受診した大関把瑠都は「本当に残念。楽しみにしていたファンはいっぱいいる」と複雑な表情で話した。

春場所は昨年に大関昇進を決めた思い出の場所。「大阪場所をやるつもりで稽古をする。みんな一生懸命やっているし、自分もいい取組を見せられるように体をつくって頑張る」と言い聞かせた。ベテランの安美錦は「(膝の)けがは治せるけど、本場所で感覚を確かめられないのが不安だ」と話した。

3月の春場所が開催されていれば再十両だった2人は悔しそう。元幕内の玉飛鳥は「自分は人生を懸けて相撲を取っているだけに残念。稽古をするしかない」と言葉を振り絞り、22歳の益荒海は「やっと戻れたのに悔しい」と視線を落とした。

“中の下にいる力士たち”こそ、八百長に嵌りやすい
平幕・130万円、十両・103万円の月給が幕下以下では0円となって各種手当のみになる給与要因説。「横綱・大関・三役に1場所以上在位」「幕内通算20場所以上在位」「十両と幕内通算30場所以上在位」という年寄株取得資格説。
八百長問題が表沙汰になって以来、八百長を始める要因が様々に語られています。

しかし鮎滝は、「優勝争いに絡めないが、番付を維持できる“中の下にいる力士たち”のインセンティブ」が、真因ではないかと考えています。

まず、優勝争いに絡むことが出来る力士にとっては、1勝1勝が貴重な勝ち星。『仲間内での星の回し合い』などというバカげた場に参加することはないでしょう。貸し借り勘定で足を引っ張られて優勝の機会を逃したのでは堪ったものではありませんし、そもそも優勝に前向きになれる精神状態なら八百長には目もくれないはずです。

また、力がないあるいは力の限界を感じ始めた力士も、八百長には絡みにくいと思われます。中学卒業と同時に角界入りしたとしても十両になるには17歳、幕内力士になる頃には18歳と、番付を上げるには相応の場所数が必要となるため、幕下よりも十両、十両よりも幕内の平均年齢は上がっていきます。学生相撲から角界入りならこれらの年齢は3つ、4つと上がり、人生の岐路に立つには若い方が良いわけですから、八百長に付き合うよりも先に自分の身の振り方を考え始めるはずです。

つまり、もっとも八百長に手を染めやすいのは、その勝ち星が優勝争いと関係なく、そこそこに実力のある力士であろうと思われます。

幕下以下は「力士養成員」
幕下以下では月給が0円になるというのも、内弟子をとる落語の世界や芸能プロダクションのタレント養成所などと比べれば、必ずしも突飛な話ではありません。「相撲でお金をもらうには未だ早い」という待遇差であり、その待遇差で生活設計が立ち行かなくなったのであれば、引退して新しい生き方を模索すれば良い話です。

日本相撲協会は、幕下以下を「力士養成員」と位置付けているわけで、幕下以下に生活給を出すと「どうして苦しい稽古をして力を付けないといけないのか?」という別の疑問を生み出しかねません。真剣勝負による成果主義が、横綱を頂点とする角界の基本となっているわけで、幕下から十両、十両から幕内へと上位をめざしていくためにも、この格差は残しておくべき格差にあたると考えます。

優勝争いに絡めない力士のインセンティブ
競馬や競輪などは勝ち馬投票などの公平性の観点から、レース期間中、騎手から携帯電話などを没収します。レースの都度、乗る馬やコンディションが変わる競馬や競輪にとっては、有効だろうと思われます。
しかし、いま問題になっている大相撲の八百長対策、『貸し借りによる星の回し合い』への対策としては不適当でしょう。なぜなら、場所の前後で打ち合わせを済ませていれば、場所中の連絡は星取り表だけで十分だからです。

鮎滝の考える八百長対策は、「1勝毎の価値をより高く、勝ち越しと負け越しの間でさらに格差をつける」というインセンティブ論です。

現在、幕下力士には勝星奨励金・2500円、三段目には2000円、序二段には1500円、序ノ口には1500円が支払われています。これらのケタを1つ引き上げるだけでも、1勝の重みは随分と重くなるはずです。
さらに、その場所を勝ち越すと勝越金が加算されています。が、これを“勝越割増”“負越割引”に変えて、勝ち越すと勝星奨励金が2割増しとし、負け越すと勝星奨励金が2割引きとする設計にすれば、「仲間内の星の貸し借りで負け越す」という判断を防止できるようになるのではないでしょうか。

こうした勝ち星の重みを増すこと、勝ち越しと負け越しの落差を広げることは、十両以上に適用される力士褒賞金でも応用が可能なはずです。

角界の構造は、「まわし一つ、心技体を極めれば、年収・4500万円」という成果主義・競争原理によって成り立っています。その中にあって今回の八百長問題は、「まあ、十両にとどまることが出来れば・・・」と思わせる制度の隙をついたものに見えます。

同じ十両でも歴然とした格差があり、同じ幕下でも大きな差ができるよう、競争を促進する制度改革を行うことが八百長防止になるのではないでしょうか?

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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