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入試問題流出:居眠り・私語・「雑用」公言…試験監督に問題も ・・・監督が甘かろうと、カンニングは他の受験生への甚大な裏切り

居眠り・私語・「雑用」公言…試験監督に問題も
(読売新聞 3/4付)

京都大や早稲田大など4大学の入試問題がインターネット掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された事件で、入試会場での監督態勢の甘さを問う声が出ている。

逮捕された男子予備校生(19)は「一人でやった」と供述しており、試験会場で断続的に携帯電話を操作していたとみられるが、試験監督らがこうした不審な動きを見逃していた可能性があるからだ。大学側は「不正防止に万全の態勢をとってきた」とするが、試験監督態勢の不十分さや、先端電子機器への対応の遅れを指摘する声もある。

京都府警の調べでは、予備校生は2月26日、京都大の英語の試験中に携帯電話で掲示板に投稿した上、寄せられた回答も閲覧していた疑いが持たれている。

京大によると当時、受験生約8000人に対し、監督約400人を配置。受験生も椅子を一つずつ空けて座らせるなどしており、京大幹部は不正発覚直後の会見で「十分な数の監督を置いていた」としていた。

しかし、長年、センター試験の大学責任者を務めていた60歳代の国立大学の元教授は、「監督の数が多ければいいというわけではない。試験監督を『雑用』と呼んではばからず、いいかげんにやる教員も多い」と証言する。

センター試験では会場に2人以上の教授を試験監督として配置。しかし、元教授によると、試験中に自分の講義のテスト採点を行ったり、いびきをかいて眠ったりする教授もおり、試験後、「試験監督のおしゃべりがうるさかった」と、苦情を寄せられたこともあった、という。

・・・監督が甘かろうと、カンニングは他の受験生への甚大な裏切り
たった1人分の合格枠の話と見ているのか、カンニングという不正行為を軽く見ているのか。それとも、逮捕されたのが未成年だったからか、単独犯だったからなのか。世間の評価は、カンニングをした男子予備校生よりも、カンニングを見抜けなかった大学側に対して辛いようです。

ですが、この事件における一番の被害者は、真剣勝負で受験をした他の受験生たちです。

カンニングをした男子予備校生が裏切った相手は、同じように志望大学合格を夢見て、頑張って勉強してきた受験生たち。カンニングをした男子予備校生が破ったのは、親の期待や自分で自分にかけるプレッシャーに耐えて、18歳、19歳、中には20歳を越えてあの受験当日をむかえた者同士の間にある「大学入試は不正なく受けるもの」という不文律です。

この男子予備校生が裏切った相手は、すべて似たような境遇にいるわけで、彼は決して特別に寛大に扱われる立場にはいません。

センター試験で失敗したなら、志望大学のランクを下げればよい
そもそも、センター試験に失敗したけれども親に負担をかけられないと言うなら、志望大学のランクを落とすことだって出来たはずです。

幸いにも、国立大学受験の願書は、センター試験の自己採点をした後。自分が志望大学に通るだけの持ち点を採れているかどうかを確認した後でも提出が間に合うよう、国公立大学の受験日程は組まれています。

カンニングをした男子予備校生も、京都大学は厳しかったのでしょうが、同じ国立大学である東北大学や北海道大学なら勝負できたかもしれません。
センター試験で失敗した自覚があったにもかかわらず無理をして京都大学へ願書を出すなど、端から見れば、単に「京大合格コースにいる」という見栄を張るための無謀にしか見えません。その上さらにカンニングをして合格しようとするなど、弁解の余地はないように思われます。

大学入試は、センター試験から二次試験までに限っても、1カ月以上の時間をかける入試。引き返すチャンス、思い直すチャンスは幾らでもあったはずです。

入試監督がザルであろうと、カンニングは処断されるべき不正行為
男子予備校生のカンニングを見抜けなかった京都大学、早稲田大学、同志社大学、立教大学の入試監督がお粗末だったのは確かです。入試問題文の携帯電話ブラウザへの打ち直し、掲示板への投稿、掲示板に返ってくる回答の内容確認の全てを入試時間内にやらせてしまったのですから、相当の不備があったと考えざるを得ません。

しかしだからといって、「入試監督がザルだからカンニングをして良い」との論理にはならないはずです。

なぜなら、入試監督が甘いという『悪』と、受験生がカンニングに手を染めるという『悪』とは、別個に議論すべき話だからです。カンニングは隣の席で、自分と一緒の条件で競争している受験生に対する裏切りであって、入試監督者は不正を防ぐ防止装置に過ぎません。防止装置が完璧に動いていなくとも、不正はしないのが当然なのです。


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関連記事
入試投稿「騒いで逮捕させた」「監督こそ問題」京大に抗議殺到
(産経新聞 3/4付)

京都大や早稲田大学など4大学の入試問題が試験時間中にインターネットの質問サイト「ヤフー知恵袋」に投稿された事件で、偽計業務妨害容疑で京都府警が仙台市内の男子予備校生(19)を逮捕してから一夜明けた4日、京都大に抗議の電話が殺到した。

京大によると、4日午前8時半ごろから一般からの電話に応じているが、「京大が騒いで未成年者を逮捕させた」「京大の監督態勢こそ問題があったのではないか」との抗議や苦情が、受け付け開始1時間ほどで約30件に及び、その後も鳴りやまないという。

内容はすべてが京大の対応を非難したもので、年配者の方の声が多いという。
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千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
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ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
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