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夏の節電目標、一律15%に緩和 ・・・「一度に一課題」「地域限定の部分最適」ゼネラリスト不在の震災対応の愚

夏の節電目標、一律15%に緩和…経産相
(読売新聞 4/28付)

海江田経済産業相は28日の閣議後の記者会見で、今夏の電力不足対策で示していた最大使用電力の削減目標について、企業、家庭とも一律15%程度に緩和すると正式に発表した。

政府は大企業など大口需要家は昨夏のピーク時より25%程度、町工場など小口需要家は20%程度、家庭は15~20%程度の節電を求めていたが、東京電力の今夏の電力供給力が上積みできる見通しとなったため、目標を引き下げることにした。

ただ、電気事業法27条に基づく大口需要家に対する電気の使用制限は、「万一の備え」(海江田経産相)として発動する方針はとりやめない。

病院や鉄道など公共部門を「一律15%削減」の例外にするかどうかは結論が出ていない。総合対策は5月の連休明けに政府の対策本部会合を開き、決める。

・・・「一度に一課題」「地域限定の部分最適」ゼネラリスト不在の震災対応の愚
福島第一原発の汚染水処理にしても、発電所内での循環、冷却水への再利用が決まったのが、ようやく昨日のこと。その問題解決のスピードは、原発から400km離れた素人よりも遅く、呆れるほどです。

建屋に汚染水が貯まっているということは、現に使えているかどうかは置いておいて、発電所施設全体としては水が余っているということになります。建屋に貯まっている汚染水は、原子炉の冷却に役立つでもなく、ただ作業員の被曝リスクを高めるだけの「遊んでいる資源」であるわけです。

であれば、この遊んでいる資源の有効利用を考えるのは、当然の発想でしょう。放射能に汚染されているとはいえ、液体として存在しているということは沸点より冷えている水。海に捨てるわけにもいかない水なのですから、これを格納容器まで持ってきて、原子炉の冷却に使わない手はありません。

後に残るのは、建屋からポンプで吸い上げて格納容器に流し込む配管を組めるか? 不純物を取り除く工程は入れられるか? 放射能の汚染レベルを下げる工程を入れられるか? という純粋な技術課題だけです。

周波数問題を解決すれば、東電での孤軍奮闘状況は解消される
節電対策にしても、どうして東京電力管内だけで何とかする「孤軍奮闘の愚」に入り込むのでしょうか?

東京電力管内だけで何とかしなければならなくなる原因は、ただ一つ。箱根を境界線にして、以東は50Hz、以西は60Hzで電気を供給している周波数問題です。これをクリアしさえすれば、あっという間に事態は好転するのではないでしょうか。

東京電力の供給能力が落ちているのですから、東京電力・東北電力・北海道電力を50Hzから60Hzに変更するよう、新たな設備投資を行うわけです。福島第一原発事故が深刻であるとは言え、東電社員の全員がかかりきりではないはずで、福島第一原発事故収束と周波数問題解決の同時進行は可能でしょう。作業員の手が足りなければ、中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力から支援してもらえば話は済みます。

周波数問題が解決すれば、九州電力で余った電気を中国電力へ送り、中国電力で余った電気を関西電力へ、四国電力で余った電気を関西電力へ、関西電力で余った電気を中部電力へ、中部電力で余った電気を東京電力へ、北陸電力で余った電気を東京電力へ送る、日本全国で東京電力管区の電力供給を支える態勢を組むことができます。
そうすれば節電計画も、東京電力管区内のみで汲々としたものではなく、ずっと余裕のある内容になるのではないでしょうか?

一般家庭の家電はもちろん、たいていの工場に入っている機械も、メーカー各社が日本全国を取引相手とする流通を前提としているため、50Hzと60Hzの両方に対応。対応していない仕様でも、簡単な外付け装置で対応できるようになっています。

時が経ってしまったとは言え、まだ4月末。気温が高まる7月末までには、まだ3カ月間も残っています。被災から1カ月で東北地方に電気を行き渡らせるインフラ復旧能力があれば、3カ月で周波数問題は解決できるはずです。

この周波数問題の解決は、当面の東京電力管区内の電力供給を支えるだけでなく、将来予想される東海・東南海・南海地震への対策でもあります。東日本大震災で電力供給問題が発生したように、東海・東南海・南海地震でも電力供給問題は必ずぶつかる壁。これを契機に打っておく「周波数問題解決という一手」は、数十年先まで生きる大きな一手であるわけです。

東電主導でも政府主導でも構いませんが、空間的に広く、時間的に長い、ゼネラリストの視点に立った対応をして欲しいものです。

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鮎滝 渉

Author:鮎滝 渉
千秋真一に23%似ているらしいブロガーです。
実家である愛知県に戻ってきました。
ほぼ日刊で更新中。日々の巡回サイトに加えてやってください。
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ブロガー名を、「鮎滝 渉」へ改めました。
私が自分に付けた最初のペンネーム。そして、「一角の者になるまでは使うまい」と思ってた名でもあります。

大して公知のペンネームというわけでもありません。が、1回目の中小企業診断士試験の失敗以降、あれこれと思い悩む中、「“輝かしい名としようする執着”はかえって醜い。そろそろ、この名を名乗る覚悟をしよう」と決意。鮎滝の名を使うことにしました。

ちなみに、旧ブロガー名は「スクナビコナ」。
日本神話に出てくる知恵の神様の名前です。恐れ多い名前ですが、ブログをする気構えとして、使っておりました。

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