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スクナビコナ

Author:スクナビコナ
千秋真一に23%似ているらしい、兵庫県在住のブロガーです。
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「スクナビコナ」とは?

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山椒(参書)を入れるとニュースも辛い?
中小企業診断士をめざしつつ、日々のニュースやおススメ本など話題を提供。「突然スピーチを頼まれた」「ちょっと小生意気な話」など話のネタにしてください。
スピード社水着採用騒動に見る「オリンピックとは何か?」 企業宣伝、ウェア・器具開発・・・
日本水泳連盟 スピード社水着を解禁
日本水泳連盟は10日、都内で開かれた常務理事会で、競泳日本代表選手が北京オリンピックで着用可能とする水着を、選手が自由に選択できるよう決定を下しました。

これで『ジャパンオープン』において、北島康介選手が男子平泳ぎ・200mで2分7秒51の世界記録を出したほか、数々の日本新記録を出させた英国スピード社の「レーザーレーサー」を、日本代表選手が北京オリンピックで着用できるようになりました。北島選手を指導する平井コーチによると、北島選手は、「レーザーレーサー」で北京オリンピックに臨む意向だということです。


サプライヤー契約を覆した高性能水着「レーザーレーサー」
「レーザーレーサー」は、英国スピード社が2月に発表した最新水着です。
既存の競泳水着の約1/2の重量という薄い生地ながら、優れた撥水性で水中での重量では既存の水着に対して約1/3の重量にする軽量化を実現。さらに生地を特殊な超音波を使って接着しており、表面から縫い目を無くすことで水の抵抗を軽減しています。また水着が身体を締め付ける力が非常に強く、体の筋肉の凹凸を減らし、水中での筋肉の無駄な振動まで抑制することで、より水の抵抗を受けにくい体形へ補正する力を持っています。

その性能の高さは、世界中で多くの着用選手がベストタイムを短縮するなど、過去の常識を覆す性能の高さを実証。日本でも、今回開かれた『ジャパンオープン』で数多くの選手が「レーザーレーサー」を着用し、北島選手の世界新記録更新を含む日本記録更新が相次ぎました。

日本水泳連盟はこれまで、選手がオリンピックや世界選手権等主要大会で着用できる水着を、サプライヤー(物品提供)契約を結ぶ国内メーカーのミズノ、デサント、アシックスの3社製品に限定してきました。サプライヤー契約には、選手としては無償で一定水準を満たしている必要物品が揃えられること、企業としては公式大会での使われることによる”お墨付き”と広告宣伝効果があります。

しかし、「レーザーレーサー」の性能の高さを受けて、日本水泳連盟は、北京オリンピック限定で3社以外の水着使用を認める措置に踏み切りました。

オリンピック憲章を紐解くと・・・
「より速く、より高く、より強く」というのが、オリンピックのモットーです。

また、オリンピック憲章を紐解くと、次のような「オリンピズムの根本原則」が記されています。
「1.オリンピズムは人生哲学であり、肉体と意志と知性の資質を高めて融合させた、均衡の取れた総体としての人間を目指すものである。スポーツを文化や教育と融合させるオリンピズムが求めるものは、努力のうちに見出される喜び、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などに基づいた生き方の創造である。

2.オリンピズムの目標は、スポーツを人間の調和のとれた発達に役立てることにある。その目的は、人間の尊厳保持に重きを置く、平和な社会を推進することにある。
・・・・・・」

企業の契約に縛られるよりも健全、でも・・・
「より速く、より高く、より強く」や「肉体と意志と知性の資質を高めて融合」という文言に従ってか、陸上で使用するトラックやスピードスケートのリンクの表面加工、重心のズレの少ない砲丸、襟を取られにくい柔道着、水の抵抗を著しく下げた水着、各選手が使用するシューズなどなど、数多くの器具において最新の運動力学・材質工学や加工技術が駆使されています。

プロ選手にはなりますが、イチロー選手もミートの小さいこだわりのバットを、「これが自分に合っている」として使っています。スピード社の水着も選手の体型補正にまで及んでいるとはいえ、サプライヤー契約に縛られるよりも、自分に合った、自分が欲するものを探求・研究できる方が健全なのかもしれません。

けれども「モーリス・グリーンは、なぜ速いのか?」という疑問から進められた深腹筋群の研究などとは、「レーザーレーサー」はどうも毛色が違うように感じます。

最新の水着があるとしても、参加国の中には、金銭的にその水着を手に入れられないという国もあるのではないでしょう。であれば、いっそのこと学校で使うナイロンやポリエステルの「海パン」「競泳水着」でタイムを競うのではダメなんでしょうか?
もう一段階、中学校や高校のインターハイで「レーザーレーサー」を着ることは認められるのでしょうか?


テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

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