関西電力とシャープが世界最大の太陽光発電施設を建設へ
関西電力とシャープは23日、堺市臨海部の2カ所で、世界最大となる発電出力計2.8万キロワットの大規模太陽光発電施設を建設すると発表。国内の電力会社が太陽光発電に参入するのは初めてです。
関西電力は、大阪府が保有する堺市西区の産業廃棄物埋め立て地約20ヘクタールに、発電出力1万キロワットになる「堺第7−3区太陽光発電所」(仮称)を建設。2009年度に着工し、2011年度に運転開始予定。総事業費は50億円で、同発電所に設置する太陽電池の調達は入札で決める予定です。発電した電力は一般家庭にも供給されます。
また、シャープは約3キロ北東の同市堺区で建設中の液晶パネル工場や太陽電池工場の屋上などに、関西電力と共同で「堺コンビナート太陽光発電施設」(仮称)を設置。当初の発電出力は0.9万キロワットですが、最終的に1.8万キロワットに拡大する予定です。2011年3月までに運転を開始し、電力は自家消費します。ちなみに、三重県亀山市のシャープ工場に設置されている発電出力0.5万キロワットの太陽光発電施設が、現在の日本国内最大の施設です。
両発電施設の発電出力を合計した年間の発電電力量2900万キロワット時は、住宅8000世帯の消費分に相当します。
関西電力によると、現在の世界最大はスペインにある2.3万キロワットの発電所で、関西電力とシャープの発電所がフル稼働を始めれば世界最大の太陽光発電施設となることになります。NY原油続伸、一時138ドル 1週間ぶり高値23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、原油供給への懸念が強まったことなどを受けて続伸、指標である米国産標準油種の8月渡しは一時、前週末終値比2.78ドル高の1バレル=138.14ドルと約1週間ぶりの高値をつけました。終値でも同1.38ドル高の136.74ドルと高値水準を維持して通常取引を終えています。
産油国ナイジェリアで石油関連施設への攻撃が相次いでおり、一部の施設が操業停止に追い込まれていること、またイランの核開発問題を巡り緊張が高まっていることも供給懸念につながった模様です。
環境負荷低減、石油高騰対策と求められる「脱・石油社会」石油社会からの脱却は、温室効果ガス排出量の削減など「脱・石油社会、低炭素社会」を目指す世界世論の中で急務となっています。また、この1年の投機資金流入による石油価格高騰は異常であり、1日の生活に必要とするエネルギーの取得コストを下げていくためにも必要です。
もっとも石油価格高騰については、原油取引が行なわれている「先物取引市場」が「(現物取引に拠らない)人工市場」であるため、先物取引のルール変更でも止めることは可能です。
原油先物取引を扱っているのはニューヨーク商品取引所ですが、1日における原油価格の上昇上限価格を「1ドル/バレル」までと取引ルールを変更し、投機によるもうけ幅を下げてしまえば資金流入は抑制されるはずです。同取引所の職員やその周囲にいる人たちも、マイカー燃料の高騰などで家計圧迫を受けているわけで、取引ルール変更を提起し得る立場は満たしているはずです。
マツダが、世界初の「水素エンジンハイブリッド車」を公開マツダは23日、世界初の水素エンジンのハイブリッド車「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」を報道陣に公開しました。水素とガソリンのどちらでも走るのが特徴で、マツダでは同車を燃料電池車、電気自動車に続く「第3の次世代エコカー」と位置づけて実用化を目指します。

水素エンジン車は燃料電池車と同様、水素が燃料。燃料電池車が水素と酸素の化学反応で走るのに対し、水素エンジン車はエンジン内部で水素を燃やして動きます。既存のエンジン車と構造が似ているため、ガソリンでも走れる上に、製造コストを抑えられるメリットがあります。
マツダは90年代初頭から開発に着手。
プレマシーハイドロジェンでは、モーター駆動のハイブリッドシステムと組み合わせて、水素だけで走れる距離を前モデルの倍の200キロに伸ばしました。価格は未定ですが、今年度中に国内でリース販売を始める予定。マツダ・金井専務は「水素の供給施設がない場所でも走れるのは大きな強み」と説明しています。
一方、マツダは世界で販売するマツダ車の平均燃費を2015年までに、08年比で30%向上させることも併せて発表。
停車中にエンジンが止まるシステムを09年中に実用化。11年以降は、車体を従来より100キロ以上軽量化した新型車を投入し、新型のハイブリッド車も10年代初頭に発売する予定だということです。