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ウナギ産地偽装関係先の会社社長が自殺か? 意外と多い、捜査段階での重要参考人自殺

ウナギ産地偽装関係先の会社社長が自殺か?
12日午後0時50分ごろ、東京都調布市のマンションの部屋で、男性が死亡しているのが見つかりました。
警視庁によると、男性は三鷹市の会社社長。男性の経営する会社は、ウナギの産地を偽装したとされる食品会社「浜伸」(中央区)の関連先として、11日に同庁の家宅捜索を受けていました。警視庁は、男性が自殺したものとして調べています。

昨日・11日、外国産ウナギを鹿児島県産と偽装して販売した疑いがあるとして、警視庁生活経済課は、不正競争防止法違反の疑いで、食品加工販売会社「浜伸」本社や同社役員宅など26カ所を家宅捜索。男性の会社も、浜伸が「鹿児島産」と偽った外国産ウナギのかば焼きパック12個を7月31日〜8月日に購入したとされ、同庁生活経済課が捜索していました。


意外と多い、捜査段階での重要参考人自殺
▽2006年8月17日
17日、準大手ゼネコン「東急建設」(東京)の東北支店長が、水谷建設(三重県)の脱税事件の関連捜査として東京地検特捜部の事情聴取を受けた後に自殺したことが分かりました。 関係者によると、支店長が自殺したのは15日とみられます。

東京地検特捜部は、福島県発注の下水道工事について談合の疑いがあるとみて支店長を聴取。談合を認めていたといいます。同じく特捜部は、水谷建設が脱税で作っていた裏金の使途などについても、同支店長から聴取を行なっていました。

▽2006年10月24日
福島県発注工事をめぐる汚職事件で、収賄容疑で社長が再逮捕された「郡山三東スーツ」の総務部長が、東京地検特捜部の任意の聴取を受けた後、自殺を図っていたことが分かりました。

関係者によると、60歳代の総務部長は9月末ごろまで、都内で特捜部から任意の事情聴取を受けていました。その後、今月19日に聴取予定が入っていましたが、同日未明に郡山市内の自宅で自殺を図ったといいます。

▽2007年3月中旬
名古屋拘置所の40代の男性刑務官が、かつて勤務していた半田拘置支所の女性収容者にセクハラなど不適切な行為をした疑いがあるとして、名古屋矯正管区が調査を受けていたことが08年1月に判明。
さらに事情聴取されていた男性刑務官が、調査中が行なわれていた07年3月中旬、名古屋市内の自宅で自殺していたことも分かりました。

▽2007年5月28日
28日正午ごろ、東京都港区赤坂2丁目の衆議院赤坂議員宿舎1102号室で、松岡利勝農水相(62)が首をつっているのを秘書らが発見、119番通報しました。松岡氏は自殺を図ったとみられ、慶応義塾大学病院で治療を受けていましたが、午後2時、死亡が確認されました。

松岡氏をめぐっては資金管理団体の光熱水費や事務所費の不透明な支出や、入札談合事件で理事らが逮捕された農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」に関連する団体からの献金問題など「政治とカネ」をめぐる問題が野党から次々と追及されていました。

▽2007年5月29日
日本の現職閣僚だった松岡利勝農水相が、違法な政治資金の授受疑惑を解明せずに自ら命を絶った翌日。今度は松岡氏の政治資金をめぐる問題で検察の捜査を受けていた農林水産省所管の公益法人の元理事・山崎進一(76)が、自宅マンションから転落死しているのが発見されました。

山崎元理事は、公益法人「緑資源機構」による官製談合事件で問題となった発注システムを発案した人物で、今月26日には東京地検特捜部が自宅への家宅捜索を実施。また、松岡農相が自殺した28日に東京地検で事情聴取を受けたのに続き、29日にも出頭して事情聴取を受ける予定でした。

▽2007年10月5日
1日朝、福島県西郷村内の国道4号で道路に飛びだしてきた男性(56)が大型トラックにはねられて死亡する事故が発生。男性は実母が殺害された事件に関して、警察の事情聴取を受けており、警察では男性が自殺を図った可能性が高いとみています。

男性宅は証拠保全のために立ち入りが制限されており、男性は親類宅に身を寄せていましたが、1日朝から男性の行方が分からなくなっていました。警察では男性が自殺を図った可能性が高いとみて、事件と事故の両面から調べを進めています。

▽2008年8月25日
札幌市が発注した下水道施設電気設備工事の談合疑惑をめぐり、公正取引委員会から事情聴取を受けていた同市部長職の財政局管財部工事管理室長(58)が、25日未明、厚別区の自宅で首をつって自殺しました。

室長は6月10日の午後から今月の19、20、21日まで延べ17日間にわたって公取委から聴取され、26、27日も聴取の要請をされていたといいます。室長は談合疑惑に関して、公取委から呼び出しを受けていたただ1人の札幌市現職職員でした。

この件については公取委の事情聴取を受けた同市の元下水道局長(当時64)が先月、小樽市の山林で首をつって自殺しており、自殺者が2人目という異例の事態になっています。

基準値がないので、正常かどうか分かりませんが
捜査段階での自殺件数について基準値がないので、これだけの件数が出てくることが、「警察から調べられたときの、日本人の一般的傾向」などから正常なのかどうか分かりません。が、ネットで4、5分検索しただけでも上記のように出てきました。電子版に載らなかった記事や、すでに過去の記事となっているものもあることを考えると、まだまだ件数は増えるでしょう。

日本国憲法には、以下のような定めがあります

第38条(自白強要の禁止と自白の証拠能力の限界)
何人も、自己に不利益な供述を強要されない。
2 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。
3 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。

これは、何人も自白によってのみ有罪とはされないことを意味しています。現行犯を除いて犯罪を立証するには、いずれも合法的に押収された物証がなければならないわけです。しかし、物証という点だけでは埋められないこともあり、そこを埋めて事件の真相を明らかにするには一定の自白が必要です。
事情聴取はその自白を得る重要な機会であり、自殺は回避しなければなりません。

また捜査段階における重要参考人の自殺を回避することは、本人の基本的人権を守ることでもあります。何人も、犯した罪以上の罰を受けてはならないからです。
それにもかかわらず、この自殺件数。このことは、事情聴取を全て録画し、取調官の主観だけでなく、本当に妥当な取調べであったのか検証できるようにすることが必要なのではないでしょうか?
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