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「子育て力」向上プログラム 兵教大附属幼稚園
兵庫教育大学附属幼稚園は、子育て中の親の成長を促す「親育てプログラム」の開発を進めています。
わが子以外の子どもを世話する機会を設けたり、親同士の交流を深めたりすることで子育て力を高めてもらうのが狙いで、保護者からは「他人の子を世話することで自分の子を冷静に見ることができるようになり、成長ぶりも分かった」と評価する声が上がっています。
「親育てプログラム」は、核家族化などで孤立感を深め、育児に自信が持てない母親が少なくないことから、文部科学省の指定を受けて2006年度から3年間続けている取り組みです。
親同士の交流、園長による個別相談
「子育て力」向上プログラムは、園児の保護者が兵教大附属幼稚園の保育活動に参加することから始まり、園児と未就園児が混じって過ごす時間に保護者も交流します。
未就園児との触れ合いを経験した保護者は「自分の子もかつてはあんなに幼かった。何と成長したことか」とわが子の変化を実感すると言います。さらに、未就園児の親に対して「私もこんなことで悩んでいた」と体験を語る機会も生まれ、親同士の交流から仲間意識も育っています。
また、弁当づくりのサポートとして、親向け講座(年5回)で調理実習を行うといった活動へも拡がっています。
園では園長が週1回程度、個別に悩み相談に応じる機会を設けており、母親が悩みを一人で抱えがちな状況がより明らかになった一方、「助言を受けて夫と育児の話題が話しやすくなった」と喜ぶ声もあるそうです。
本年度は、プログラムの効果を調べる評価制度づくりを進めており、29日の研究会で発表する予定。名須川知子園長は「自分自身の変化や成長ぶりを保護者が自覚し、自信を持った子育てへつながるような手法を作りたい」と話しています。
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